ふっ、ふッ、フッ
皆さんこんばんは!にこぽんです(・ω・)ノ
将棋の駒で一番多いのは歩ですよね。前に一歩ずつしか進めず正直あまり役に立たない駒かと思いがちでしょうが、
『歩のない将棋は負け将棋』
という格言がある様に序盤&中盤までは歩の使い方によって局面の優劣が決まると言っても過言ではないかと思います(`・ω・´)ゞ
戦いを仕掛ける歩、大駒をおびき寄せる歩、と金と成長して攻めに転じる歩……等々
たかが歩、されど歩という事です✨
と言っても…なかなか上手く歩を使えずに結局最後まで大量に余ってしまうというのが現実です(´;ω;`)ウゥゥ
まあそんな中でもちょこっとだけ上手く使えた一局をご紹介します。
41手目 先手☗8五桂馬まで
私が後手番☖(上側)です。先手番が8五桂馬と跳ねてきて仕掛けてきた所です。基本歩同士がぶつかって開戦するのですが、今回は桂馬同士がぶつかっての開戦でした。かなり意表をつかれました( ゚Д゚)
これ以下
42☖8五同桂 43☗8五同歩 44☖3五歩 45☗3五同歩 46☖3五飛
47☗3六歩打 48☖8五飛 49☗7七角 50☖8七飛成
と続きます。
飛車が成ることには成ったのですが……あんまり行き場所がなくて下手したら死んでしまいそうな勢いです(;´Д`)
多少の駒得で飛車が成り込んでいる分こちらが優勢なのかもしれませんが…あんまり自信がなかったですね😥
75手目 先手☗2一と金まで
局面が進み駒の取り合いで乱戦状態となりました💦
コンピュータの解析では私の方がちょこっとだけ優勢と判断されましたが……
よく分からなかったですね(;'∀')
そしてこの後私は相手の2九の飛車の位置をずらすために、2八 2七に連続して歩を打ち込んで飛車の位置をずらしてから3四に桂馬を打ちました‼
こういった歩の使い方をたたきの歩と言うみたいです。
もちろんもっと上手い使い方があると思いますが、私にはこれが精一杯でした(*´з`)
とられても所詮歩なので被害も少ないので、こういった使い方が出来るとかなり局面を有利に進める事が出来ますね♬
92手目 後手☖4七馬まで
上手く歩が使えたとはいえ相手の差し回しが上手くて何だか混戦状態でしたが、☖4七馬と引いて詰めろをかける事が出来ました。
次は☖1七銀打の一手詰めなのですが……相手の方がうっかりしていたのか☗6三桂成と指されて勝つ事ができました。
☗2七飛車打と受けるのがよかったみたいです。
歩で大駒を取られる程悔しい思いはありませんよね。
たかが歩……ですがその使い方は奥が深そうですねぇ(; ・`д・´)
対局してくださった方ありがとうございました。
※おまけ 将棋の戦法&囲い&用語集
⑦たたきの歩
駒の頭に歩を打って移動させて、こちらに有利な展開にさせること。
8三の位置に歩を打ちました。タダだと思ってつい取ってしまうと……
7四に角を打たれて王手飛車に(゚д゚)!
こういった使い方をされると犠牲になった歩も喜んでそうですね♬
ただ…後々相手側のたたきの歩として使われるかもですがww